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旅話~京都・神戸・奈良

1月もおしまい。早かったなぁ!
というわけで、もう忘れかけている(笑)旅話を、書いておくことにする。

昨年の12月、風邪をひいた。暮れに風邪をひくこと=インフル=周りにひんしゅくを
買うボロボロの正月、という経験をしたことのある私は、とても嫌な気分になっていた。
確かに何を食べてもおいしくなかったし、毎日、だるかった。
けど、なんのかんのと忙しかったし、いつも行くお医者に行けない・・・うーん、これでは、
と隣町のスーパーの近くの偶然あった内科に行ったところ、言われた台詞が、なんと!
「手に負えないウィルスかも」だって(これって、今、流行りのノロウィルスのこと?)。
もう熱もなかったし、胃の調子が悪いだけかと思っていた私は?マークが頭の中を
かけめぐり、「これから下痢が起こる可能性が大きい。もしそうなっても下痢止めを
飲まないでください。水分を補給するだけにして、もうダメだと思ったら
点滴を打ちに来てください。」???、おいおい、私は何にかかったんだ! 
そのときはそういわれてもあまり事の重大さが理解できず、とりあえず、
ポカリスエット2Lを買って、処方されたビオフェルミンを飲んでおとなしく、数日。
でも、何もおこらなかった!バンザーイ!
しいていえば、クリスマスに品川駅のトイレで、医者の言うことはどんなことでも
守るべきだ、と大げさに思ったたった1杯飲んだビールのゴロゴロゴロ・・・ぐらい。

それにしても、今年のお正月休みはあっというまだった。そんなこんなで切符の
こととか出遅れた私は某J×Bのお姉さんのおかげで、31日in→2日outという
のぞみの破格の切符を手に入れ、一路西へ向かったのでした。
しかし・・・こういう時は何かが起こる!確かにギリギリで、山手線が品川駅に
着いたのは発車5分前、新幹線ホームまで100メータダッシュで、私が乗った1分後に
出発進行!やれやれ、捨てる神あれば拾う神有、と悠長にウーロン茶を買って、
自分の席に着き、コートをぬいで、上の棚に置き、おもむろに本を読み始めた。
名古屋を過ぎた頃、緊急車内アナウンス。大雪で30分遅れる、という。
京都から城崎行の特急に乗り継ぐ予定の人はやばいかも、ということだった。
完全に他人事ながら、確かに足下から冷気がやってくる。窓の外は真っ白。
旅情は増すが・・・ちょっと気の毒。
そして、京都に到着アナウンス。さあ、コート、コート!と、そのとき、コートのベルトが
ないことにやっと気づく。ヒャーッ!こんなの生まれてはじめてだ。
だいたい電車の中の落とし物なんて、みつかるはず、ないじゃんか。
超ダークな気分で、八条口にある、落とし物案内所に向かう。
あのときの自分の足取りの説明は今思い出しても完璧だった(笑)。
13号車に飛び乗って、途中、デッキでウーロン茶を買って、自分の席まで
を詳細に説明。それを辛抱強く聞いた、はんなり関西弁の係の人はひと言。
「2時間後に来て下さい。運が良ければ。」
さぁ、2時間どうしよう。そこで、目に入ったのがicocaチャージ機。
そうだ、suicaが使えるんだった! 新しものがやってみたくてしょうがない。
せっかく雪が降っているんだから、雪景色を見に行こう!(←完璧に、アホですな)。
というわけで、一度行ってみたかった近江八幡に行ってみることに。それも、大晦日、
雪降ってるのに。で、ちょっと遅れていた彦根方面野洲行に乗りこんだ。案の定、
山科を過ぎたら、真っ白。でも、雪のない山肌は黒く、荘厳な感じに見え、
電車は瀬田の唐橋を渡り、いやがおうにも、私の中で旅情は盛り上がる(苦笑)。
子供の頃、大叔母が大津にいたので、何度も行って多少のノスタルジアがあるものの、
近江八幡は一度も行ったことがなかったので、電車の中では、ちょっと楽しみだった。
でもね、野洲って、近江八幡の一駅前、なうえ、後続電車を雪が降っている
ふきっさらしのホームで待つのは(苦笑)。私みたいなスナフキンじゃなくて、
実家に帰る人たちが大きな荷物を持って、電車を待っている。
ユニクロのカシミア帽子+マフラー+手袋、完全防備してても寒い。
Dec31_1558
そして、近江八幡に到着。一路、有名な御菓子屋「たねや」の本店に向かう。雪はもう降っていないけど、5センチぐらい。溶けてるのもあり、足がジンジン冷え冷え。
以前行った人にビーフシチューの事を聞いていたので、かなり期待して行ったんだけど、時が、時、大晦日だもんなぁ。
並びの近江牛のお肉屋も買い物をするひとでいっぱい。
せっかく来たので、黒豆のお祝い菓子とお芋のお菓子を購入。
そのあと、ちょっと煉瓦造りのお屋敷街へ行ってみようと5分ほど歩いたけど、
人影まばらだし、あきらめた。たったバス停2つ位の大いなる冒険。
おかげでブーツには雪シミがきっちり残った。

京都へ戻ったあと、時間的にもう錦に行くのが精一杯の状態。
梅田のデパートに行くのをあきらめ、四条へ。さすがに錦。夕方だっていうのに、
ものすごい人、人、人。以前もびっくりしたのだけど、京都ではお飾りを
売っている店が大晦日まで出ている。一夜飾りしてもいいのかな?
形も大阪や神戸で見るのとは違うし。以前、岩倉で掛かっているのを見たけど、
みかんがちょこんとのってて、小ぶりで、かわいらしい。
Dec31_1722Dec31_1722_1錦では、やっぱ鶏卵屋の出汁巻。あと、冬といえば、すぐき。そして、お雑煮用の白味噌。
あと、これは絶対衝動買いだったんだけど、
甘鯛の干し物、を購入。
そして、自分用に大丸でパンを買って(^_^;)(^_^;)、烏丸から阪急電車で一路三宮へ。

元旦は穏やかにあけ、今年も湊川神社まで歩き、お参りしたあと、モザイクへ。
いつも行く、モザイクにあるEAVUSというかばん屋へ。オーダーメイド仕様のかばん屋さんで、支店を出さない、というスタンスも気に入っている。
品物は使ってる材料も良い物を使っていて、そこそこな値段なのだが
(安くもないがそれほど高くもない)、行くたびにいつも他にないサプライズがあって、
ついつい欲しくなる。今回は正直買う気がないわけはなかったが、
少しフォーマルなのが欲しかったので、以前買った物の修理の相談だけして
帰ってきた。ごめんなさい(苦笑)。是非、またがんばったご褒美で、
買いたいと思います。
あ、その前にモザイクに隣接しているところにあった神戸スイーツハーバーに行ったけど、うーん、神戸には街の中に点在しているお菓子屋さんのほうが私は好きだ。
その帰りに生田神社にもお参り。生田神社は平家物語にも関わる由緒ある神社。
おみくじは末吉。「うせもの、みつかる」そのほか、「努力せよ」(笑)。

そして、最終日。新大阪駅で失せ物を確認するが、残念。
もうそのときはかなり、というか、既にあきらめモードだった。大阪駅で運良く(!)
大和路快速に乗り継げたので、奈良へ行くつもりが、せっかくだから、と
ひさしぶりに法隆寺に行くことに。法隆寺はわが青春の地!何年ぶりだろう。
初めて夢殿の救世観音を見た日を思い出した。
Jan02_1343そのあと、奈良博へ。お目当ては談山神社の名品展。
鎌足像(肖像)の変遷が見られる期間限定で開催されいている小さな企画展だ。
奈良博は平常展にいつも驚かされる。土地柄か、いいものがでている。長谷寺の法華銅板図や、薬師寺の僧形八幡や神像など。
私は大仏開眼会で使われた伎楽面も好きだ。

そして、近鉄に乗り、一路、京都へ。あと1時間半ぐらいしかない、というのに、
竹田で地下鉄に乗り換え、またもや四条へ。大丸で買い物。
寺町の「シェ・ラ・メール」といういつも行くケーキ屋で、お土産を買う。
イノダコーヒーのスパゲッティにも惹かれたが次回の課題とし、また地下鉄に飛び乗り。
最後は、例によって伊勢丹。出町柳のオムライスが夜メシ。
チーズが入ってて、ドミグラきのこソースとあって、おいしかった。
あと、いつも買う草津のパン屋によって、買い物終了。
思った以上にうまく立ち回れたおかげで、本屋に寄る時間が少々できたくらい。
5分前には新幹線ホームに。すばらしい。

品川に着いて、即座にベルト探し。もうあきらめ90%だった。
あした東京駅に行ってください、と東海の人に予想通りのことを言われたんだけど、
改札より向こうだったら東日本ですから、と言われ、びっくり。
も、もしや・・・と、山手線ホームの忘れ物案内所へ。す、すると・・・なんとーーッ!!!
山手線ホームと東海の改札の間に私の腰から離れたベルトは、ちゃんと
保護されていたのでした。あまりの感動に冗舌になる私に、超冷静なおじさん、
ズーズー弁を操りながら「書類にサインして」とひとこと。
私のベルトより、携帯を落とした人の方が気がかりだったらしい。
ま、そうだよね(と今なら言える!)。そう、確かに、「失せ物は見つかった!」

というなんとも、充実した3日間の旅でありました。不意打ちなスパイスが多すぎて、
ちょっとつらかったけど(笑)。どの街も大好きなところ。また、行きたいな。

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勇気づけられた

以前、落ち込んでいた時期にふとネットサーフィンしていたら見つけたサイトで、
ひどく共感し、勇気づけられたサイトがあった。
いま、そのサイトは残念ながら、すっかり停滞してしまっているのだけど、
偶然が偶然を呼ぶのか、数年ぶりにオフ会をする、ということで、友達と行ってみた。
前にやったオフ会は大々的な感じで、集まったのも50人近かったような気がする。
私もかなり緊張していって、そこで得難い友達を何人も得た。
今回集まったのは、たった7人。
そこで共有しているのは、停滞している状態を危惧している、ということ。
私たちにできることはあるのかな?そんな基本的な疑問から始まった。
ちょっと暗くなったのだけど、お酒が入るにつれ、最後には「また集まりましょう」と
勇気づけられることば。なんか同じような境遇だからなのか(苦笑)、
なぜか初対面なのに、ざっくばらんにフランクに話せた(笑)。
まあ、それがミソなんだけどね。

こんな世の中だからなのか、今の自分の状態だからなのか、妙に勇気づけられた。
人と交流していくなかで、自分を認識していこう。自分を確認していこう。

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欲しい物が多すぎる

仕事の帰り道、いつも行くのと違う大きな本屋に行った。
活字中毒な私に本屋は必須アイテムなんだけど、そういう私には
いつも決まって寄る本屋と時々どうしても行きたくなる本屋とがある。
どこの本屋も、売っている本は大差ないんだけど、売り手の本の並べ方や
セレクトのコンセプトが若干違ってたりすると、それだけで楽しくなる。
特に、旅先で選ぶ本は「読みたい」っていう基本的欲求に加えて、
売り手のプッシュの具合が加味されることが多い。
こっちも財布がゆるくなってたりしたら・・・まんまと罠に填ったことになる(笑)。

で、今日は、料理本→パッチワーク→新潮文庫→岩波文庫→洋書 とさまよった。
欲しかったのは『Howl's moving Castle』だったんだけど、
その前にひっかかったのは、リュ・シオンの料理本と岩波文庫。
欲しかったのはヴァージニア・ウルフの『灯台へ』。でも、残念。発見できず・・・
トロツキーの自伝を手にとったものの・・・これは図書館でしょ~、と心の声。
ま、確かに。あと、ブリジットジョーンズの続編と題名は忘れたけど、
恋の短歌+エッセイの本にも正直惹かれ・・・ま、そのうちに。

チャララ~~♪と蛍の光が聞こえてきて、慌てて、ほしかったものを購入。
ハウルは、今読んでいる本が読み終わったら、Let's try !!!

そのあと、ひさびさ、HMVに寄ったら、なんとも欲しいものだらけ。
Four of the kind もそうだし、なにより、オペラ座の怪人のサントラ。参った。
あと、サイモン・ラトルの『カルミナ・ブラーナ』と準メルクルのマーラー。
ああ、なんて私ってミーハーなの(笑)。

困った、困った。給料日までに、まだまだしたいことが山のようにあるのに。
ああ、脱物欲。

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ハウルの動く城

ひさしぶりに映画館に映画を見に行った。
で、選んだのは『ハウルの動く城』
実は私、みんなが大騒ぎするほど、ジブリの映画が好きか?と
言われるとそうでもなくて、自分でお金出していくか?といわれると・・・多分、しない。
今回はあるところからチケットが手に入ってセレクトしたわけで。

で、ですね!うん、なかなかよかった。たいへん、よかとです。
私が見たジブリ映画って、これと「トトロ」と「紅の豚」くらい。声もよかった。
ミーハーにもキムタクに惚れました。声だけよ。あと、倍賞さんも。
心があーって叫んでた。
あと私の好きな大塚さんも出てた~。
声を聞いた瞬間、すぐ、ベントン先生!と反応(笑)。

人を好きになる、ってものすごいエネルギーなんだよね。
自分が意識しなくても、どんどん変わっていく自分がいる。
あと相手をいたわる気持ち。主人公のソフィーはそれが備わっている素敵な女の子。
なんて基本的なことを再認識させてくれる、なんてグッドタイミングな映画だ!
私に欠けているのはそれなのかもしれない。ハウルのもつ良い意味での傲慢さ、
それも大事。でも、傲慢と傲慢がぶつかりあったら、けんかになるわけで。

予告編を見ながら、もう次に行く映画、バッチリ決めました。
もちろん、ロイドウェバー。あの音楽を聴いたら、涙がでてきた。
あれを日生劇場で見たのはもう10年以上前、タイトルロールは市村正親、
山口祐一郎他、そうそうたるメンバーで、ある意味劇団四季の黄金期だったと思う。
あー、めちゃくちゃ楽しみ~♪

ハウルの音楽は久石譲さん。新日本フィルが墨田トリフォニーで演奏したもの。
やられた~って思いました。最後のタイトルロールみながら、胸がいっぱい。
今日はこの気持ちを大事にします。

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都芸フェス~東京シティフィル

この時期、いつも楽しみにしている都民芸術フェスティバルが今年も始まった。
音楽・演劇・落語・バレエなどなど、助成があるので、とてもリーズナブルに楽しめる。

今日行ったのは東京シティフィルの演奏会。指揮は矢崎彦太郎、ピアノは花房晴美。
曲目はブラームスの交響曲3番、ラヴェルのピアノコンチェルトとボレロ。
ラヴェルは、去年、横山幸雄でも同じのを聴いている!
うちでパンフレット見て気がついた!なんともはや(苦笑)。
斬新なんだよなぁ。曲の作りといい、ジャズってる。聴くたびに感心する。好きとは違うんだけど。

座った席はなんと1列目の真ん中。矢崎さん、目の前。ラヴェルのときはピアノ。
スタンウェイ&サンズの文字、丸見え(苦笑)。おもわず、ピアノの蓋に映る鍵盤の
動きばっかり目で追ってしまいました。
矢崎さんの指揮は、これで2回目。シティフィルの「フランスの影と彩」シリーズを1回。
あ、今回は髪の毛を後ろでしばってた。一度、シティフィルの公開リハに行って、
そのあとの交流会に出たとき、なぁんだ、ただのおっさんじゃん、とかなり失礼なことを
思ったのに、ミーハーな私は握手してもらいたくて行って、ひと言ふた言話すだけで
緊張しちゃって、握手してもらうの忘れちゃったんだよなぁ(苦笑)。

ブラームスの3番はなかなかよかった!最近、私が好きになるのって、
若い頃は絶対好きじゃなかったのが多い。
若い頃好きだったベルリオーズの「幻想交響曲」、今はちょっと暑苦しい(笑)。
これはまさしく年をとって嗜好が変わったということなのかも。

アンコールのこれでおしまいっ!ジャン!ジャン!ていうのも良かった(笑)
コンマスとかみんなにこれをやるって耳打ちするんだけど、「××さん、気づいてないよ」
ってバイオリンの人が言ってたのもしっかり聞こえて、これも笑えました。

やっぱ、生で音楽を聴くのはいいなぁ。

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